前回までの記事を読んでくださった方はありがとうございました。
AWS Certified Cloud Practitionerの記事
AWS Certified Developer - Associateの記事
AWS Certified Solutions Architect - Associateの記事
AWS Certified Solutions Architect - Professionalの記事
AWS Certified SysOps Administrator - Associateの資格に合格したのですが、今回は趣向を変えてAWSのオンライン試験について発信したいと思います。
オンライン試験のメリットデメリット
AWSには、テストセンター受験とオンライン受験があります。
両方に共通するメリットとして、
- 試験日程を自分で決められる
- 24時間前まで無料でリスケ、キャンセルできる
があります。
通常の試験は試験日が前提としてあり、それに向かって勉強計画を立てていくと思いますが、AWSの場合は仕上がって来たからそろそろ受けるか、といった感じで受けられます。
あまり直前に予約をしようとすると曜日や時間帯によって既に埋まっていることもあります。
土曜日などは混んでいて予約しづらいのですが、三日前~二日前になるとキャンセルやリスケが発生して予約できたことがありました。
私は今までの全ての試験をオンラインで受けています。
その際に感じたメリット、デメリットがこちらです。
メリット
- 慣れた空間で受験できるので精神的に楽
- 使い慣れたPCで受験できる
- 移動の手間がない
- 移動の費用負担がない
デメリット
- 部屋を片付ける必要がある
- PCやネット接続のトラブルが起きる可能性がある
- 合格点を上回っていても、カメラに自分の姿が映っていないなどの理由で失格になる可能性がある
オンライン試験のメリットで一番大きいのは慣れた空間で受験できるという所です。
部屋を片付けるのは毎度なので慣れましたが、机の上のものを全て片すのは大変です……。
参考までに、私の机のいつもの受験状態をお見せします。
テストセンター受験の方がよく途中退席してまた試験を再開したという話をしているのを耳にしますが、オンライン受験では途中退室不可です。
また、誰かが部屋に入ってきても失格となります。
給水や服薬も認められていません。
オンライン試験の流れ
AWS 認定にログインして試験の登録を選択し、日時を決めて支払いを済ませます。
この際、後でリスケもできますが、直前になると予約がとれないことがあるので注意です。
試験の言語とチェックイン担当者(プロクター)を日本語に設定することも忘れないようにしましょう。
支払い完了後システムテストを事前に行うようメールが届きます。
私はシステムテストを試験当日のチェックイン直前にしています。
一度PCを試験に適した状態にしても再起動するとバックグラウンドでアプリが起動したりしてしまいます。
また、チェックインの際もう一度システムテストと同じことを行うので、チェックインを速く済ませるために直前のシステムテストでPCを全て問題ない状態にして臨んでいます。
システムテストではバックグラウンドアプリ以外引っかかることは大抵ないのではないかと思います。
バックグラウンドのアプリは、タスクマネージャーを起動し、タスクマネージャー内で引っかかったアプリ名を検索して終了することでクリアできます。
オンライン試験が10時~の時、私は大体以下のようなスケジュールです。
9:25 システムテスト
9:30 チェックイン
9:50頃 試験開始
(21:00頃 試験結果のメールが来る)
チェックインですること
まずはシステムテストと同じく、スピーカーやマイク、カメラ、バックグラウンドアプリの確認をします。
その後試験環境の確認に入ります。
自分の顔写真、身分証明書、机の前後左右の写真をスマホで送ります。
カメラロールから選択する機能はないので全てその場で撮ります。
顔写真は自撮りの要領で一枚。
身分証明書は表裏で二枚撮ります。
私は毎度マイナンバーカードを使っているのですが、マイナンバーはペンか何かを置いて隠すようにと指示がありました。
机の上はPCと電源コード以外全て空にしておく必要があります。
写真を送信し、プロクターとチャットが繋がったら、手首を見せて腕時計をしていないことを証明します。
眼鏡に関しては何も言われませんでした。
次に机の前後左右を改めてPCカメラで見せることになります。
PCカメラでやるのはかなり難しい上、結構突っ込まれます。
机の引き出しが少し開いていて、中が見えていたことがあり、そこを突っ込まれた時は最終的に引き出しの中身を全て出すはめになりました。
他にも、「机の上の棚をどかしてください」との指示もありましたが、「備え付けなので外せません」と言えば理解していただけました。
(余談ですが、プロクターはアジア系の外人の方の印象です。日本語でのコミュニケーションは全く問題ありません)
机の近くにある棚などには事前に布を被せておく必要があります。
私は机の隣のテレビに「モニターに布をかけてください」と言われましたが、「テレビです」と言ったら理解していただけました。
思ってもみない所を突っ込まれる可能性もあるので、念のため部屋には大きめの布を余分に用意しておくことを推奨します。
昼間に受けたら逆光だったのか「カーテンを閉めてください」と言われたり、カーテンを閉めたら「暗いので部屋の電気をつけてください」と言われたこともありました。
プロクターに突っ込まれたものや、チェックインに使ったスマホと身分証明書を手の届かない所に置いたら、それをカメラで見せます。
担当者のOKが出たら試験の説明文が画面に出ます。
出たら手で丸を作るよう指示されます。
これ以降、常に画面上部に自分の顔が映ることになります。
このフレームから外れると失格になる旨を注意されました。
PCを引いて肩まで映すように指示されたこともあります。
試験中はそちらにも気を配りつつ、独り言を言わないようにしながら受けています。
試験終了後
テストが終わり、見直しの終了ボタンを押したらアンケートがあります。
アンケートに答え、終了画面の閉じるボタンを押すとonVueブラウザが閉じます。
また新しくonVueブラウザが開いて別のアンケートを求められますが、私はいつも「いいえ」を押して試験終了後のアンケートには答えていません。
私の受験経験がどなたかの参考になりましたら幸いです。