前回までの記事を見てくださった方はありがとうございます。
今回はAWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)に合格したので、合格に至るまでを書いていきたいと思います。
AWS Certified Developer - Associateの記事
AWS Certified Cloud Practitionerの記事
前提
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AWSに関する実務経験なし
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CLF、DVA取得済み
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勉強期間2週間
私はCLFを取得した後DVAを取得したのですが、SAAの方がCLFに似ているのでSAAを先にとればよかったと思いました。
CLFに毛が生えた程度の問題や、これはCLFで出るようなレベルではないかという問題もありました。
CLFと違うのは問題文や選択肢の文量です。
最初はかなり戸惑いますが、慣れればきちんと理解してするする読めるようになると思います。
これはDVAも同じなので、どちらかで慣れておけば両方抵抗なくとれると思います。
勉強方法
今までと同じく、理解、暗記、演習の順番で行いました。
まず、SAAの参考書を一通り読みました。
使用したのは以下です。
AWS認定資格 ソリューションアーキテクトアソシエイトの教科書: 合格へ導く虎の巻
何といっても無料なのがありがたいです。
その後、参考書で初めて知った情報やSAAの知らない範囲についてQuizletにまとめました。
Quizletという暗記サービスは、他の人が作成した暗記セットをプレイできる機能があります。
今まで恥ずかしいのでこのブログには載せなかったのですが、Quizletで10人以上の人にプレイされた通知が来たので公開してしまいます。
誤字、過不足等あると思います。
Quizletでは「コピーして保存」という機能があり、自分でカスタマイズできるようになっているのでぜひ自分好みにしてみてください。
基本はCLFとDVAの暗記セットから試験範囲内で大事そうなものを抜粋しています。
SAAで新たに加えたのはAmazon Managed Grafana、Amazon Managed Service for Prometheus、AWS Protonあたりです。
CLFやDVAでもう忘れないくらい覚えたぞというものは載せていません。
この暗記セットに載っていないのだと、TTL、コンプライアンスモード、ガバナンスモードなどが問題集頻出でした。
ちなみにDVAの暗記セットも公開しています。
問題集はCloudTechを引き続き利用しました。
2~3周くらいして、もう大丈夫そうだなと思ったので試験を受けました。
実際に受けてみて
前回のDVAではCloudTechの問題があまり出なかったのですが、今回のSAAでは1~2割くらい似たような問題が出た気がします。
DVAやCLFでは複数選択問題が2つ選択までなのですが、SAAでは3つもありました。
問題集では2つ選択までしか出なかった気がするので、あまり気を付けないでいたらどうでもいいところで点を落としていたかもしれません。
よく考えないと解けない問題もありますが、SAAは意外に簡単な問題もあります。
特にこのキーワードがあったらこれだ!と絞り込めるものをまとめてみたので、参考にしてみてください。
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キーをローテーション → secret manager
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EC2の脆弱性を判断 → Inspecter
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UDP → NLB、global accelerator(3つセットで覚える)
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一部のユーザーにだけアクセスさせたい → S3の署名つきURL
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DBで需要が変動する・様々なパターンにスケールして対応したい → Aurora serverless
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DBでどれか迷ったら → とりあえず「クラスター」がついているものを選択
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S3でアクセスパターンが読めない・変動する → S3 intelligent-tiering
マルチリージョン、マルチアベイラビリティゾーンの使い分けは「災害対策」「DR対策」ならマルチリージョン、「可用性を高める」という言葉が出てきたらマルチアベイラビリティゾーンと判断していいと思います。
私の受験体験がどなたかの参考になりましたら幸いです。