前回のCLFの記事を読んでくださった方はありがとうございます。
今回はAWS Certified Developer - Associateに合格したので、その対策と実際の試験について書きたいと思います。
前提
・AWSの実務経験はなし
・AWS Certified Cloud Practitioner(CLF)を取得済み
・勉強期間は一か月
AWS認定資格にはファウンデーション、アソシエイト、プロフェッショナルの区切りがあり、前回受けたCLFがファウンデーションに当たります。
DVAの参考書や講座はCLF程度の知識があることを前提にしていることが多いので、CLFを持っていない人はその分の勉強をしておくことがおすすめです。
ファウンデーションの次に簡単なアソシエイト資格をとろうと思い、まず手をつけたのがDVAでした。
DVAは開発に特化しています。
問題の雰囲気で言うと、CLFは機能の名前を問われていたのに対しDVAは機能の組み合わせを問われるイメージです。
同じアソシエイト資格ではAWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)の出題範囲の方がCLFに近いので、SAAから受ければよかったと思いました。
勉強方法
参考書やUdemyの講座を受けて理解した後暗記、問題演習の流れで行いました。
使用した教材は以下です。
動画の解説がわかりやすかったです。
スライドのPDFが配布されているので、暗記カードをコピペして作るのに役立ちました。
ハンズオンの部分は見るだけにしました。
こちらの参考書は問題が非常に細かいです。
Cloudtechのように同じような問題が出ることはありませんでしたが、暗記をせずに問題演習で覚えたいという方にはおすすめです。
- AWS 公式ハンズオン
進め方がとても丁寧で、試験範囲に該当する部分がよく出ていたので非常にためになりました。
ハンズオンはじめの一歩: AWS アカウントの作り方 & IAM 基本のキ
Network編#1 AWS上にセキュアなプライベートネットワーク空間を作成する
サーバーレスアーキテクチャで翻訳 Web API を構築する
AWS SAM を使ってテンプレートからサーバーレスな環境を構築する
AWS Step Functions 入門 - ビジュアルツールを使ってローコードにワークフローを作成する
AWS 環境のコード管理 AWS CloudFormationで Web システムを構築する
AWS Code サービス群を活用して、CI/CD のための構成を構築しよう!
Amazon Elastic Container Service 入門 コンテナイメージを作って動かしてみよう
ハンズオンを実施後リソースを削除せずに放置していたら、かなりの額の請求が来ました。
みなさんは気を付けてください……。
ちなみに、AWSのアカウント解約はorganizationsのすべてのアカウントを削除するまでできませんでした。
アカウント解約もしたつもりでできていませんでした。
- Cloudtech
examptopicsとほぼ同じ問題でした。
examtopicsも途中から課金が必要になるので、より使いやすいCloudtechに課金しました。
同じ問題が出回っているのか、他問題集サイトと同じ問題の答えが違っていることがあります。
解説をよく見比べながら、自分の頭で判断することが必要になると思います。
実際に試験を受けてみて
「Cloudtechとほぼ同じ問題がほとんど」というサイトを鵜呑みにして臨んでしまったのですが、実際にCloudtechと同じような問題が出たのは数問程度でした。
Cloudtechなどの問題集サイトを丸暗記では危ないと思います。
また、試験ではCDKに関する問題が多く出た印象でした。
問題数は65問で、そのうち点数にならない問題が15問あります。
合格ラインが720点なので、全部同じ配点だと仮定するとざっと14問まで間違えていいことになります。
自信がない問題には後で見返すマークをつけて、最後にその数を数えたら18個でした。
まあ大丈夫だろうと思った結果、824点でした。
見直しの際は選択したつもりでラジオボタンやチェックボックスがアクティブになっていない問題がないかのみ見ました。
反省点
- Cloudtechに頼りすぎていた。
- Udemyで問題集を(会社に)買ってもらって後で解こうと思っていたら、途中からUdemyから削除されて使えなくなってしまった。
これから受験するどなたかの参考になりましたら幸いです。