2023/12 AWS SAP-C02を受けて

戸田
本社

前回までの記事を見てくださった方はありがとうございます。

今回はAWS Certified Solutions Architect – Professionalに合格したので、その体験について書いていきたいと思います。

AWS Certified Cloud Practitionerの記事

AWS Certified Developer - Associateの記事

AWS Certified Solutions Architect - Associateの記事

前提

SAAを取得したので、その上位資格であるSAPを受けられるのではないかと思い、今回挑戦しました。

内容としては、今までに培ってきた知識の応用といった感じでした。

勉強方法

今までと同じく、理解、暗記、演習の順で行いました。

今回使用した参考書は以下です。

AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル

一読しました。 内容としては、大体知っていることが書いてありました。

既に覚えている機能の紹介は読み飛ばして、新たに出てきた機能や機能同士の使い合わせなどをよく読みました。

今回作成した暗記カードはこちらです。

Quizlet AWS SAP暗記セット

新たに暗記したものとしては、AWS IoT Analytics、AWS IoT Device Defender、AWS IoT Device Management、AWS IoT Events、AWS IoT SiteWise、AWS IoT Things Graph、AWS IoT 1-Clickくらいです。

それ以外は今までに覚えた知識の応用という感じでした。

問題集はCloudTechの問題集を使用しました。 大体5周はしたと思います。

CloudTechからは、1~2割くらい似たような問題が出た気がします。

今回はexamtopicsも使用しました。課金はしていません。

examtopicsとCloudTechで問題が被っているものもあるのですが、答えが違うこともあります。

最終的には自分の頭で考えることが必要になってくると思います。

問題集の正答率が8割くらいになってきて、大丈夫だと思ったので試験を予約しました。

実際に受けてみて

SAPを受験した人の中で一番よく言われるのが、問題の長さです。

確かに問題や選択肢は長文なのですが、SAAやDVAを受けていればある程度大丈夫なのではないかと思いました。

問題集を解くことによって慣れてくることもあると思います。

また、SAPの問題集では、途中まで文言が被っていることが多いです。

例として、examtopicsの問題を一問出します。 SAP 問題文例

長いですね……。 しかし、選択肢の前半の文言がAとD、BとCで被っていることに気付くと思います。

被っている部分を同時に読み、違う所をそれぞれ目で追っていくことで、時間を短縮できます。 相違点を探していくイメージです。 SAP 問題文の読み方の例

①紺色→②水色→③空色→④赤→⑤ピンク→⑥オレンジの順で読みます。 その際、被っている①と④は同時に目で追います。

こうすることで、SAP特有の長い選択肢も攻略できる気がします。

問題文は長ったらしい選択肢を読んでいる内に大体忘れているのですが、選択肢だけ読んでわかることもあります。

結構、この機能とこの機能の組み合わせはありえないだろうという選択肢が出されていたり、AWSの最小権限の法則をもとにして考えるとおかしいものもあります。

私はどれか2つで迷ったら問題文を読み返していました。

また、SAP本番では複数選択の中でも三択の問題が多かった印象です。

三択問題はSAAでもあったのですが、SAPは数が明らかに多かったです。

その分考える時間が増えるため、結構疲れました……。

試験内容としては、AWS IoT CoreとDR戦略、トランジットゲートウェイについてが一番多く聞かれた印象です。

バックアップ・リストア、パイロットライト、ウォームスタンバイ、マルチサイトの違いについてはおさえておいた方がいいと思います。

試験当日は時間が余ったので、ラジオボタンの場合は確実にチェックしているか、チェックボックスの場合はチェック数を間違えていないかだけ見直ししました。

不安な問題だけ見直しマークをつけ、最終的に数えたら14個だったのでまあ大丈夫だろうと思いました。

結果は843点でした。とりあえず受かってよかったです。

私の受験経験がどなたかの参考になりましたら幸いです。

こんな記事も読まれています