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2024/5/29 # ツール # 便利 # DWH # 機械学習 2024/5 GA4→BigQuery連携方法をまとめてみた

GA4

GA4のデータ保有の期間が14か月になっているため、BigQueryにデータを移行することで永久にデータが保持できます。またSQLやGA4のデータを既存データと統合して分析できるなどの活用の幅を広げることができます。

データ移行にはいくらかかるのか?

BigQueryは有償のデータウエアハウスになります。
そのため、GA4とBigQueryの連携機能自体は無料で提供されていますが、
連携後にはBigQuery側で利用料金が発生するケースもあります。

BigQueryの利用料金には、分析料金(クエリの処理にかかる費用)とストレージ料金(BigQueryへのデータの保管料)の2つが存在します。

<BigQuery 料金>

オペレーション 料金 詳細
クエリ(オンデマンド) $6.0/ TB 毎月1TB まで無料
クエリ(月定額) $2,400/100slots 追加のスロットは100スロット単位で購入可能
クエリ(年定額) $2,040/100slots(1ヶ月分) 追加のスロットは100スロット単位で購入可能
アクティブストレージ $0.023/GB 毎月10GBまで無料
長期保存 $0.016/GB 毎月10GBまで無料
ストリーミング挿入 $0.012/200MB 挿入に成功した行が課金対象になります。
最小サイズ 1KBで各行が計算されます
BigQuery Storage Write API $0.030/1GB 毎月最初の2TBまで無料

まずはプロジェクトを作成しましょう。

データ移行の事前準備から始めましょう。

1)GCPのアカウントを作成し、新しいプロジェクトをクリック。

  https://console.cloud.google.com/

2)プロジェクト名を記載し、組織を選択して(場所はデフォルトのままでOK)作成をクリック。

ここまで来たら、あとは連携するだけです!
次で紹介する手順で連携してみましょう。

1. BigQuery APIの有効化を確認する

1)作成したプロジェクトを選択→左側のメニューより、「APIとサービス」?「ライブラリ」の順に選択

2)「カテゴリ」?「ビッグデータ」の順に選択

3)「ビッグデータ」の画面で、「BigQuery API」を選択

BQ1

4)「APIが有効です」と表示されていれば有効化の確認は完了です!

bq2

2. GA4をBigQueryのプロジェクトに連携させる

1)GA4の管理画面を開き、「BigQueryのリンク設定」を選択

GA1

2)「リンク」をクリック

GA3

3)先ほど作成したBigQueryのプロジェクトを選択

4)「データロケーション」や「頻度」「東京」を設定※

「データロケーション→「東京」を選択し、「頻度」→「毎日」あるいは「ストリーミング」を選び、設定した内容を確認のうえ、「送信」

GA4

3. BigQueryに連携したGA4データを確認する

1)Google Cloudにて連携対象のプロジェクト画面を開く

2)BigQuery上でGA4から連携されたデータを確認する

左側のメニューより、「BigQuery」を選択

BQ3

GA4のテーブルができていたら完了です!お疲れ様でした!

BQ1

終わりに

ここまでGA4→BigQuery Export方法について、紹介しました。
データ移行などで困っている方に少しでもお役に立てればと思います。
ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございました。