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2024/6/26 # データ分析 # 機械学習 2024/6 Google ColaboratoryとKaggle Codeのショートカット一覧

はじめに

  • データサイエンスといえばJupyter Notebook!
  • Cloudで利用できる代表的な2つの環境に絞ってショートカット一覧を記載する
  • 本記事で選んだ環境はGoogle ColaboratoryとKaggle Code

環境へのリンク

ショートカットを試す場合は下の手順通りに新規作成してコード編集画面を表示させる

Google Colaboratory

https://colab.research.google.com/?hl=ja

  • 「+ノートブックを新規作成」を押下
Kaggle Code

https://www.kaggle.com/code

  • 「+New Notebook」を押下

Jupyter Notebook環境の基本

  • 選択モードと入力モードという概念がある
    • セルにカーソルがあるならば入力モード、その際「ESC」で選択モードに戻れる
    • 選択モード
    • セルを選択してコピーしたり削除したり順序を入れ替えたりするモード
    • 入力モード
    • セルにコードなどを入力していくモード
    • コードセルにはPythonなどのコードを入力する
    • マークダウンセルにはMarkdown形式にてドキュメントを記載する

よく使う基本的なショートカット

これらを覚えておくとちょっとコードを試すといった際の時間短縮効果が大きい

モード アクション Colab Kaggle
選択 入力モードへ移行 enter enter
入力 選択モードへ移行 esc esc or [cmd/ctrl] + m
問わない コードセルに変換 [cmd/ctrl] + m → y -
選択 コードセルに変換 - y
問わない マークダウンセルに変換 [cmd/ctrl] + m → y -
選択 マークダウンセルに変換 - m
問わない 新しいcodeセルを上に追加(above) [cmd/ctrl] + m → a -
選択 新しいcodeセルを上に追加(above) a a
問わない 新しいcodeセルを下に追加(below) [cmd/ctrl] + m → b -
選択 新しいcodeセルを下に追加(below) b b
問わない セルを削除 [cmd/ctrl] + m → d -
選択 セルを削除 - d → d
選択 セルを切り取り - x
選択 セルをコピー - c
問わない 現在のセル自体を選択 [cmd/ctrl] + shift + s -
選択 選択範囲(shift + [↑/↓])のセルを切り取り [cmd/ctrl] + x x
選択 選択範囲(shift + [↑/↓])のセルをコピー [cmd/ctrl] + c c
選択 セルを貼り付け [cmd/ctrl] + v v
問わない (セルレベルで)元に戻す [cmd/ctrl] + m -> z -
選択 (セルレベルで)元に戻す z z or [cmd/ctrl] + z
選択 (セルレベルで)やり直し [cmd/ctrl] + shift + y
入力 現在行でのセルの分割 [cmd/ctrl] + m → [_/-] [cmd/ctrl] + shift + _
選択 選択範囲(shift + [↑/↓])のセルの結合 右クリックメニューまたはコマンドパレットから結合(Merge)を選ぶ shift + m
問わない 前(pervious)のセルに移動 [cmd/ctrl] + m → p -
問わない 次(next)のセルに移動 [cmd/ctrl] + m → n -
問わない セル自体を上に移動 [cmd/ctrl] + m → k -
問わない セル自体を下に移動 [cmd/ctrl] + m → j -
問わない 現在のセルを実行 [cmd/ctrl] + enter [cmd/ctrl] + enter
問わない 選択範囲(shift + [↑/↓])のセルを実行 [cmd/ctrl] + shift + enter [cmd/ctrl] + enter
問わない セルを実行して直下のセルに移動(最下部では新規セルの挿入) shift + enter shift + enter
問わない セルを実行して直下に新規セルを挿入して移動する alt + enter alt + enter
問わない コマンドパレットを表示(ショートカットキーの確認が可能) [cmd/ctrl] + shift + p -
問わない キーボードショートカットの表示 [cmd/ctrl] + m → h -

おわりに

  • 知っているとちょっとしたことを試す際のコーディングスピードが全然違うと思います
  • 都度確認していけばそのうち覚えられると思います
  • Google Colaboratoryではコマンドパレットの表示([cmd/ctrl] + shit + p)やキーボードショートカットの表示([cmd/ctrl] + m → h)を使えば暗記しなくて済みます